ダイオウイカがまた水揚げ! 地震の予兆か? 過去との関係は? 困ったら、さかなクンに聴け!!
近頃、日本海の沿岸でダイオウイカ(大王烏賊)が続々と水揚げされております。
ダイオウイカは、深海に住む超巨大なイカ。
2013年、小笠原諸島の深海で生きたダイオウイカの撮影に世界で初めて成功して、
NHKスペシャルで放送されて、一大ブームとなったダイオウイカ。
ダイオウイカがまた水揚げ!
ダイオウイカ、リュウグウノツカイと言い、珍しい深海魚の水揚げニュースで賑わっております。
ダイオウイカは、世界最大級の無脊椎動物で、過去には大きさ18mを超えるものもいたとか。
寿命はおよそ3年程で、死骸が漂着するなどの発見例が大半で、
生きたダイオウイカを拝める事は難しいとされています。
西洋なんかの昔話に出てくる、船を襲う巨大生物クラーケンも、
このダイオウイカがモデルじゃないかって言われています。
そういやドラクエにも、だいおうイカってのが居ましたね。
ダイオウイカの相次ぐ水揚げは地震の予兆?
この相次ぐダイオウイカの水揚げ騒動、
ダイオウイカの世界的な研究者の国立科学博物館の窪寺恒己博士は、
過去に、海流が変わったり、水温が低下した関係で揚がって来たケースがるとしてますが、
お茶の間のさかなの権威、さかなクンの見解によると、
一言、「ブームだから」だそうです。
NHKスペシャルで話題になり、取り上げられる機会が増えただけで、
実は、これまでもダイオウイカはよく水揚げされていたが、
ただ単に食べられないので、
漁師が捨てていただけだと言いのけました。
しかしながら、深海魚と地震の相関関係がある可能性が高いということで、
この相次ぐダイオウイカの水揚げは、
何か巨大地震の予兆ではないのか?という不安の声もあります。
リュウグウノツカイ(竜宮の遣い)などの深海魚は、
過去、大地震の前に姿を現す事が、無視できないほど多く、
何か相関関係があるのではないかとされています。
しかし、日本、あるいは世界各地に、
過去にダイオウイカと地震との関係を示す伝承はないようなので、
直接的にはダイオウイカの水揚げと地震の予兆は関係なさそう。
もっぱら、地震の予兆はリュウグウノツカイがガチのようです。
リュウグウノツカイも、最近よく水揚げされてますもんねー。
ダイオウイカはどんな味?
ダイオウイカを釣って食べようと思っても、なかなか食べれる機会はないですよね。
釣れるとしたら、Wii ファミリーフィッシングぐらいでしょう。
そして、あんな大きさの巨大なダイオウイカ、どんな味がして、
イカ刺しにしたら、何人分取れるんでしょうと気になるところですが、
ダイオウイカは、アンモニア臭がして、
しょっぱい味がして、食えたもんじゃないらしいです。
ニュースの動画で、漁師さんがダイオウイカを抱き揚げながら、
「イカくさいなぁ」って言ってたのが、
私的には、一番 味わい深かったです。
尚、沖縄美ら海水族館で、ダイオウイカの標本が見られるそうです。
http://oki-churaumi.jp/book/board?id=573